【図解】ソーシングとは?PEファンドのビジネスの流れ②

【図解】ソーシングとは?PEファンドのビジネスの流れ②

PEファンドのビジネスは、

  1. 調達(ファンドレイズ)
  2. 投資(ソーシング、エグゼキューション)
  3. 運用(PMI、バリューアップ)
  4. 回収(Exit)
  5. 分配

の5つのステップから構成されています。

本記事では、

  1. 投資(ソーシング)

について整理します。

まずPEファンドビジネスの全体像について知りたいという方は、【図解】PEファンド転職希望者必見!ファンドビジネスの流れをご覧ください。

なお、本記事の内容はこちらの動画でもご覧いただけます。

《執筆者》

PEファンド・M&Aアドバイザリーの実務経験があるSoGotcha!(ソガッチャ)スタッフが執筆しました。

ソーシングとは

ソーシングとは?

PEファンドは、ファンドレイズを通じて資金を調達しファンドを組成すると、投資活動を行います。

投資は、大きく以下の2つに分けられます。

  • ソーシング
  • エグゼキューション

ソーシングは、案件の発掘のこと。事業会社宛の提案やM&A仲介会社・金融機関からの案件紹介などを通じて、PEファンドが投資する案件の発掘を行います。

エグゼキューションは、案件の実行のこと。ソーシングにより発掘した案件につき、株式価値評価やデューディリジェンス(DD)、交渉、契約書のドキュメンテーションなど、投資までの一連の作業を行います。

本記事では、案件の発掘に当たるソーシングの具体的な内容につき、説明します。

ソーシングの4つの方法

ソーシングの内容

ソーシングの方法・内容は各PEファンドによってスタイルがあるため、多少差があるものの、主には以下の4つの活動が挙げられます。

  1. 個人株主への提案活動
  2. 事業会社宛の提案
  3. M&A仲介会社やFAからの紹介
  4. 金融機関からの紹介

以下、個別に検討していきましょう。

ソーシングの方法1. 個人株主への提案活動

①個人株主への提案活動

1つ目は、PEファンドから個人の株主に対する提案活動です。

典型的な例としては、事業承継に悩みを抱えているオーナー社長への提案などが挙げられます。

後継者がいない、ただ自分が保有する会社の株式は、相続税対策の観点からも何かしら手を打たないといけない……

そんな悩みを抱えているオーナー社長に対し、事業承継・株式対策のひとつの選択肢として、PEファンド活用を提案します。

ソーシングの方法2. 事業会社宛の提案

②事業会社宛の提案

2つ目は、PEファンドから事業会社に対する提案活動です。

例えば、親会社がノンコア事業と位置付けた子会社や事業の売却(カーブアウト)の提案が挙げられます。

また、親会社そのものにPEファンドが成長支援目的で出資し、PEファンドが有する経営知識やノウハウを会社の成長のために提供するケースといった提案も考えられます。

いずれにせよ、事業会社の経営戦略・事業戦略のひとつとして、PEファンドの活用を提案します。

ソーシングの方法3. M&A仲介会社やFAからの紹介

③M&A仲介会社やFAからの紹介

3つ目として、M&A仲介会社やFAから案件の紹介を受けるケースも多数あります。

PEファンドやM&Aに積極的な事業会社はM&Aの有力な買い手となるため、M&A仲介会社やFAなどのM&A専門家から売り情報が頻繁に持ち込まれます。

PEファンドは、これらの紹介案件の中から、ファンドの投資方針に合致する案件を選別し、投資検討を行います。

ソーシングの方法4. 金融機関からの紹介

④金融機関からの紹介

4つ目として、M&A仲介会社やFAだけでなく、金融機関から案件紹介を受けるケースも多くあります。

金融機関の場合、案件紹介による仲介手数料やアドバイザリー手数料だけでなく、LBOファイナンスなどのファイナンス面でも組成手数料・金利などの収益を得ることができるので、M&Aの有力な買い手であるPEファンドや事業会社は、積極的な案件の紹介を受けます。

M&A仲介会社やFAからの紹介同様、PEファンドは金融機関からの紹介案件についても個別に検討し、投資可否を判断します。

まとめ

さて、今回はPEファンドのビジネスの流れにおけるソーシングについて取り上げました。

なお、本記事の内容はこちらの動画でもご覧いただけます。

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