【図解】PEファンドとは?その6つの活躍シーン【出身者が解説】 | M&A・事業承継ならSOGOTCHA(ソガッチャ)

PEファンドとは?その6つの活躍シーン【出身者が解説】

PEファンドとは?その6つの活躍シーン【出身者が解説】

事業承継やM&Aの場面で活躍するプライベートエクイティ(PE)ファンド。

もう少し具体的に、どのようなシーンで活用されているのかご存知ですか?

本記事では、PEファンドの6つの活用シーンについてご紹介します。

《執筆者》

PEファンド・M&Aアドバイザリーの実務経験があるSOGOTCHA(ソガッチャ)スタッフが執筆しました。

プライベートエクイティ(PE)ファンドとは

プライベートエクイティ(PE)ファンドとは

プライベートエクイティ(Private Equity)ファンドとは、その名の通り非上場株式を中心に投資するファンドのことです。

まずは、PEファンドの他にどのようなファンドがあるのか、その中でPEファンドはどのような立ち位置にあるのか、考えてみましょう。

ファンドはその投資方針に従って投資対象とする資産をある程度特定しており、それによって大きく次の4つに分類できます。

  • 株式ファンド…株式のみを投資対象とするファンド
  • 債券ファンド…国債や社債などの債券のみを投資対象とするファンド
  • 不動産ファンド…商業施設やホテルなどの不動産を投資対象とするファンド
  • マルチアセットファンド…複数の資産を投資対象とするファンド

PEファンドは、この中の株式ファンドに分類されます。

PEファンドを含む株式ファンドは、投資する企業の成長段階や株式の種類によってさらに細分化できます。

  • 株式の種類による区分
    • 上場株ファンド…上場株式を中心に投資するファンド
    • プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)…非上場株式を中心に投資するファンド
  • 企業の成長段階による区分
    • ベンチャー・キャピタル(VC)…創業期のベンチャー企業に投資するファンド
    • バイアウト・ファンド…成長・成熟期の企業に投資するファンド
    • 企業再生ファンド…衰退・再生期の企業に投資するファンド

なお、単にPEファンドという場合、企業の成長段階による区分においては、一般的に成長・成熟期の企業に投資するバイアウト・ファンドを指します。

他にも、例えば最近ニュースなどで耳にする機会も増えてきたベンチャー・キャピタルは、「株式ファンドのうち、創業期のベンチャー企業非上場株式を中心に投資するファンド」と分類することができます。

ファンドの分類については、【図解】ファンドは投資対象別に分類できる!PEファンドやバイアウトファンドは?で詳しく解説していますので、よろしければこちらもご覧ください。

PEファンドの6つの活躍シーン

PEファンドの6つの活躍シーン

さて、PEファンドの立ち位置がわかったところで、PEファンドがどのようなシーンで活躍するのかについてご紹介したいと思います。

大きく次の6つの場面が挙げられます。

  • 事業承継
  • カーブアウト
  • 成長支援
  • 非公開化
  • 事業再生
  • 業界再編

それぞれのシーンについて、簡単に整理してみましょう。

事業承継

事業承継

事業承継において、PEファンドは後継者に買収資金を提供したり、事業を承継する当事者になったりすることができます。

なお、事業承継のシーンで売り手や買い手がPEファンドを活用する理由やメリットについては【図解】事業承継ファンドはどんな場合に活用できる?そのメリットは?で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

カーブアウト

カーブアウト

2つ目のPEファンド活躍シーンは、大企業によるノンコア事業の売却(カーブアウト)の場面です。

カーブアウトにおいても、PEファンドは買い手の買収資金をサポートしたり、あるいはPEファンド自身がカーブアウトされた事業を譲り受けたりできます。

カーブアウトのシーンでPEファンドが活用される理由・メリットついては、【図解】ノンコア事業の売却(カーブアウト)でPEファンドを活用する理由とメリットの記事で詳しく解説しています。

成長支援

成長支援

3つ目は、事業会社などが自社の成長のためにPEファンドを利用するシーンです。

PEファンドを活用する理由として、ヒト・モノ・カネの3つが挙げられます。

  • ヒト…経営人材の確保(PEファンドのメンバーや、PEファンドのネットワークを利用した人材の確保)
  • モノ…ファンドの経営ノウハウの活用
  • カネ…成長資金の調達

資金調達という面で補足すると、成長フェーズにある会社は多くの資金を必要としているため、すでに金融機関からも借入をしており、追加の借入が難しい場合があります。

そんな時、さらなる資金の出し手としてPEファンドが登場する、ということです。

非公開化

非公開化

4つ目は、上場会社が非公開化するシーンです。

一般的に、非公開化は既存株主から株式を取得するため多額の資金が必要となります。

そのため、PEファンドなどのエクイティスポンサーと連携するケースが多いです。

事業再生

事業再生

5つ目は、事業再生のシーンです。

例えば、事業面で苦境に陥っている会社が、会社を支える新たなスポンサーを探している場合などです。

この場合も成長支援のシーンと同様に金融機関からの追加借入が難しい場合があり、PEファンドの出番です。

また、資金面だけでなく他にも様々な理由があるのですが、それは【図解】事業再生のシーンでPEファンドを活用する理由とメリットの記事にまとめました。

業界再編

業界再編

そして最後の6つ目は、業界再編のシーンです。

業界再編においては多くの関係者との調整が必要です。

また、そもそもの目的を達成するため、業界再編後のPMIやバリューアップも重要な要素です。

そこで、M&Aノウハウを有するファンドと協働することで、スムーズな業界再編を期待できます。

もちろん、資金の出し手としての役割もあります。

まとめ

さて、今回はPEファンドが活躍する6つのシーンについてご紹介しました。

本記事の内容の動画が再生リストにもまとまっていますので、ぜひこちらもご覧ください。

▽関連動画再生リスト:PEファンドは、どういう場面で登場するか?

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